ひょうたん栽培に必要なもの(2) とにかく大きいプランター

by 丸黄うりほ

▲ ひょうたん栽培には、40リットル以上の大きいプランターを。

 

ひょうたん日記15日目(4月19日)「ひょうたん栽培に必要なもの(1)」で、ひょうたん栽培には日当たりと面積が必要、しかし畑や庭をもたない人でもプランターでひょうたん栽培ができることをお伝えしました。

その後、実際に栽培中のひょうたんに双葉が出てきたため、16日目からはその実況中継となってしまいましたが、今日は再び「ひょうたん栽培に必要なもの(2)」についてお伝えします。

畑をもたない人がひょうたんを栽培する場合、最初に用意しなければならないものはプランターです。そして、ここがほんとうに!肝心なのですが、とにかくできるだけ大きいプランターを入手してほしいのです。容量40リットル以上はほしい。50リットル、60リットル入るものだとなお良いです。ホームセンターで扱っているプランターのなかで、最大のものを選んでください。写真のプランターは家庭菜園用で、サイズは720×400×260ミリ、40リットル入ります。プラスチック製で1000円くらい。深さがあるよりもこんな形のほうがひょうたん栽培には向いているようです。

ひょうたんは、本来なら畑で栽培する植物で、1苗でたくさんの土を必要とします。プランターが小さすぎる場合でも一応葉は茂りますし、おそらく花も咲きますが、肝心の実が成りません。成ってもほんの1個だけとか、寂しい結果になりがちです。ついでに書いておきますと、大きいプランターでもひょうたんを2苗、3苗と寄せ植えしては同じことになり、全滅することもあります。1苗をたっぷりの土で育ててやってください。

植え付けの土については、ひょうたんの専門家や愛好家はかなりいろいろ工夫したり改良されたりしているようですが、その通りにやるのはものすごく大規模で大層です。憧れではありますが、素人にはとても無理なレベル。プランターでそこまでやる必要はないでしょう。

なので、私はそこを一切スルーしまして、いつも簡単に手に入る安い園芸用の土を使っています。肥料を足して使えば大丈夫なようです。肥料については後日詳しく書きますね。
あとは、プランターの水はけをよくするために鉢底石をご用意ください。

※次回21日目は4月29日(月)にアップします。