ひょうたんの種まきをしました!

by 丸黄うりほ

▲ ひょうたんのポットを9個作りました。さて、芽が出るのは…?

 

今日は、いよいよひょうたんの種まきです!

ひょうたんの種まきの時期は「桜前線とともに」というのが定説で、緯度によって違いがあり、大阪の場合は3月下旬から4月上旬ということになると思います。しかし、桜の開花時期には毎年かなり寒い日もあって、芽が出るのに2週間くらいかかることもありました。いつだったか、4月中旬の桜の花が散り始めた時期にまいたら、わりあいスムーズに発芽しましたので、それ以来うちでは桜の終わる頃に種まきをすることにしています。

まず用意するのはビニールポットです。これも、今までいろんな大きさのものを試してみましたが、最近は直径9センチのものに決まってきています。

ポットのなかに鉢底石(ゴロ石)を何個か並べ、その上に種まき用の土を八分目ほど入れて、その上に種を置きます。そして、種の上に1センチ程度の土を被せます。苗のポットには鉢底石を入れなくていいと書いてある園芸本もあり、いつもここで悩むのですが、今年は入れることにしました。

10日目の日記に書いたように、種には「共育ち」の性質があるという説があり、それに従って3個のポットには種を3粒ずつまいてみました。それ以外のポット6個は例年と同じ1粒まきです。

さて。先週金曜からガーゼに包んで風呂場に置き、芽出し処理をしている種は、まったく芽が出てきません。園芸本によると3〜4日で発芽すると書いてあったのですが。室温が低すぎるのかもしれません。やはり身につけて温めないとダメなのでしょうか。いずれにしても、こちらは芽が出てきてからまくことにします。

最後に土の上から水をやりましたが、これも難しいのです。種の時期は乾かしてはいけない、水やりをした上に新聞紙などを被せて保湿するべし、と書いてある園芸本があるかと思うと、種まきにあまり水は必要ないと書いてあるものもあり、どの程度の灌水がいいのか毎回悩みます。

はっきりと言えそうなのは、発芽と幼苗に必要なのは温度管理だということです。これがまた難しい。ここが、ひょうたん栽培の最初の難所だと言えるでしょう。