こじまはちくわの星の下に生まれたとしか思えない
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
先日名古屋駅の近くのヤマサちくわのお店に行ったところ、
店先に「読めますか?」って、こんなおさかなの名前が書いてあったんです。

(お店にあったものではなく、こじまが書いたものです)
こじまは即座に「ホウボウ!」って、おさかな博士を名乗る小学生男子のように高々と手を挙げ、元気よく答えました。ええ、もちろん心の中でですが。
それが、ヤマサちくわさんの今月の〈旬のちくわ〉でした。
オーガンジーのストールをまとったかのような、美しい胸鰭(むなびれ)をもつホウボウ。
こじまのような庶民には、なかなか出会う機会のない高級魚。1本600円(3本入り1,800円)という価格設定にも納得です。
ひと月にたった2日間販売される、幻の高級ちくわ。これはもう、連れて帰るしかないですね。竹風の包装紙ではなく、本物の竹の皮で包まれています。これほんとにちくわかしら?と戸惑う高級感。
なんて美しい焼き色!思わずためいきが出ます。
お味は、前回のアカムツのときも思ったんですが、塩味が控えめで、ほんとにお魚の味わいが楽しめます。身もなめらかで、むちむちと歯ごたえ良く、たまに皮のアクセントが感じられるのもすてき。
けっこう大ぶりのちくわですが、おいしい……おいしいな……とぶつぶつ言いながら、あっという間に食べてしまいました。
しかし、ノーマークでお店に行って幻のちくわに出会ってしまうなんて、これはもう、こじまはちくわの星の下に生まれたとしか思えないですね……。
あ、ちなみに来月の〈旬のちくわ〉は桜鯛!通販申し込みは4日前の4/16までのようです。みなさまもぜひ一度、体験してみてください!