徳島県と鳥取県のツートップは変わらず!もしかして大阪人は……?

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

2019年のデイリーちくわで、ちくわの年間消費量ランキングについてお伝えしていましたが、
平成26年〜29年(2014年〜2017年)は、鳥取県と徳島県が2強という感じでした。
最近はどうなの?と思いまして、ちょっと調べてみました。

「地域の入れ物」というサイトで、〈ちくわ〉を検索してみましたところ、

トップ3は
徳島県 39.4本
鳥取県 37.8本
山口県 36.9本
(全国平均 23.6本)

2022年のランキングでも、やはり徳島県と鳥取県のツートップは変わらず!
徳島県は〈竹ちくわ〉、鳥取県は〈あごちくわ〉と〈とうふちくわ〉が特産品として知られる土地柄。さすが、このポジションはゆるぎませんね。

で。
こじまの住む大阪はどうなの?と気になりまして。こちらのサイトでは、大阪市が24位、年間消費量は22.2本(685円)。んー、いまひとつぴりっとしない。
もう少し詳しく調べるため、総務省統計局の令和3年〜5年(2021年〜2023年)の、魚介類の調査結果を参照してみましょう。

総務省統計局の品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング
(2021年(令和3年)~2023年(令和5年)平均)魚介類の調査結果より転載

魚肉練製品全般のランキングだと、24位。先にあげたサイトのちくわの順位と同じです。

しかし!ちくわに絞ってみると、14位と大きく変動します。そしてかまぼこは30位にも入っていない……。
これは「大阪の人は、すましたかまぼこより、きさくなちくわが好き」という仮説が立てられるのではないですか……??

2022年のデイリーちくわでも検証したとおり、かまぼこよりちくわのほうが、お値段的にも庶民に寄り添ってるんですよね。
そして、切って盛り付けないといけないかまぼこより、パッケージを開けてそのままいただけるちくわのほうが、いらちの大阪人に向いている、ということも言えそうですね。
と、ここでちょっと疑問がわいてきました。
もしかして……大阪人は……!?

総務省統計局の品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング (2021年(令和3年)~2023年(令和5年)平均)生鮮魚介の調査結果より転載

こちらは同じ年度の、生鮮魚介の消費量ランキングです。大阪は金額ベースで全国1位!
もしかして、大阪人はいらちだから、お魚がちくわになるのも待てないんじゃない……??
なんてこと、ないですかね。大阪の順位がすこしでも上がるよう、きょうもはりきってちくわを食べまーす。