普段行かない都会のスーパーに行ってみたら
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
先月、大阪柏原市の大寅蒲鉾さんの工場を見学したレポートをテンション高くお伝えしましたが、
なんと!12月14日放送のテレビ大阪『関西発 昭和おっさん&令和ギャルが行く! 凸凹(でこぼこ)工場見学』という番組で、大寅さんの道明寺工場を紹介されていました!
出演は、石田靖さんとゆいちゃみさん。お二人は白い作業着に着替えて、あの石臼がたくさん並ぶ工場へ。
この大きな石臼で、まさにすりみが練られているところを撮影されていたのですが、メロンくらいの大きさの丸い氷を魚肉と一緒に入れて練っているのにびっくり!
氷が丸いのは、四角だと角からどんどん溶けてしまうからだそうで、丸い氷はなかなか溶けずに、魚肉の温度を低く保つためにころんころんと転がりながらがんばっていました。
番組では、まさにこの白とピンクのかまぼこを製造しているところを紹介していました。
先日の工場見学では見られなかった、ハモを手作業でさばいている様子や、皮から魚肉を離す機械も。こんなに大きなハモから摂れる魚肉はこんだけなの??って、いつもながらちょっとびっくり。
かまぼこやちくわ、お安くて気軽に食べられる食品ですが、その手間ひまや貴重さを思うと、おいしさもひとしおです。
みなさまも、お節料理でかまぼこを召し上がるときに、ちょっと思い出してくださいね。
年の瀬にちょっとそわそわ、きょうのちくわ。
2度目の登場、佐賀県小城市の牛津蒲鉾さんの〈お万菜ちくわ〉。今回はごぼう天もいっしょです。
スーパーのねりもの売り場からちくわが駆逐される年末、なんか普段出会えないちくわはいないかな……、と普段行かない都会のスーパーに行ってみたら、ありましたありました!
昨年秋に出会って以来の、うれしい再会です。
ことしもたくさんおいしいちくわを食べました。
みなさまも、ちくわ・かまぼこと一緒に、お元気でよいお年をお迎えくださいね!