いよいよ工場見学!そして熟練職人『なにわの名工』登場
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
前回にひきつづき、大寅かまぼこさんの感謝祭レポートです。いよいよ工場見学!
広くて清潔な工場内で、きらきらひかるお魚がたくさん加工されるのを待っていました。身だけになったお魚は、石うすですり身にされるのですね。ここから見えるだけで、大きな石うすが7台も!こちらはかまぼこができるようす。きれいに整列したかまぼこたちが、右側の銀色の機械にゆっくりと吸い込まれていきます。ここで蒸されてるのかしら。そして、いちばん盛り上がったのが〈梅焼〉を作る工程!
ホームページにあるとおり、手作業でひとつひとつの型に生地を入れていきます。
職人さんが、よく焼けてるところからひっくり返す様子が鮮やかで、いつまでも見ていられます。
この日も、会場で販売されていたそうですが、人気商品で、早い時間に売り切れていたとのこと。
残念ながら、ちくわを作っているところは見られなかったのですが、それでも大満足。
そしてこの日のメインイベント。熟練職人『なにわの名工』による 「かまぼこ手付け披露」!てきぱきと杉板にすり身を盛りつけられます。あっという間に美しい四角になったかと思うと、タテ半分だけに白いすり身を重ねました。なんで??のこりの半分に、ピンクのすり身を乗せて、華やかな紅白のかまぼこが完成。
「お節に紅白のかまぼこを2本用意するより、これなら1本ですむから」と、なんとまあ、大阪らしいというか……。思わず笑ってしまいました。(商品はこちら)まな板に2色のすりみを薄く盛り付けて、板の上でくるくるっと巻いて〈なると〉の出来上がり!もちろんちくわも、鮮やかな手さばきで巻かれました!
「うちの職人はみんな、機械の作業だけでなく、こういう手技を習得している。はじめは遊びながら練習して、みんなできるようになっている」と話しておられたのが印象的でした。
そのあとは抽選会に参加して(末等)、お土産もたくさん買って、ほくほくと帰路につきました。楽しかったなー。あ、きょう買いそびれた梅焼、買いに行かないと!