なんだか金メダルを逃してしまったような、ちょっと寂しい気分

 by児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

パリオリンピック、連日盛り上がってますね。
こじまはなかなかテレビでは観ることができないのですが、SNSを通して選手の活躍をまぶしく眺めています。

はるか昔、1964年の東京オリンピック。男子バレーボールは銅メダルを獲得。続く68年メキシコで銀メダル、そしてついに72年ミュンヘンで金メダルと、まさにお家芸と言われるほどの活躍です。その黄金時代に活躍したひとりの選手(のちに監督)が、中野(旧姓池田)尚弘さんです。
その中野さん、現在は何をしておられるかというと、なんと、ちくわを作っておられるんですね。

え?なんでちくわ……?

中野さん、長崎県の中野蒲鉾店の代表取締役でいらっしゃるのですが、バレーボール時代のご活躍と、現在のお仕事については、こちらのページ(中野蒲鉾店>五輪竹輪について)に詳しく記されています。

その輝かしいキャリアを現す〈特竹輪 五輪〉を、2022年のデイリーちくわでもご紹介しました。
このとき、ピュアなちくわファンのこじまは、「すぐ買わないと!ぜひこの五輪ちくわを食べてみたい!」と思ったんですけど、
横から邪なちくわ芸人こじまが「今買ってもいいけど、どうせなら2024年のオリンピックのときのほうが面白くない?」って囁いてきたんです。
それもそうだな……。と注文ボタンを押すのをやめて、そして満を持して注文の機会を迎えた2024年7月。
そこには「SOLD OUT」の文字が。

もしかして、このオリンピックで盛り上がる日本中から注文が殺到して売り切れなのかもしれないと、何度かチャレンジしたのですが、こじまが見るタイミングではずっと売り切れ……。
特じゃないふつうの五輪竹輪は販売中なので、今回はそちらをポチッとしたのですが、なんだか金メダルを逃してしまったような、ちょっと寂しい気分です。

夜空を見上げて、きょうのちくわ。こじまの推しねりものやさん、神戸の丸八蒲鉾さんの〈はもちくわ〉と〈ちくたま〉。
はもちくわは、お魚のうまみがぎゅっとしていて、シルキーな食感と相まって、噛み終わるのが惜しい美味しさ。
ちくたまは、たまごのコクが加わって、食感もたのしくおビヤの相棒に最適。

ある用事で三ノ宮に行った帰り、せっかくだから、と春日野道のお店まで、炎天下にひと駅ぶん歩いて行きました。
てんぷらとちくわをたっぷり購入して、「この暑さとおいしいてんぷら、ここにビールがないなんて不幸すぎる……!」と思ったらね、あったんです。 お店のショーケースの上に、唐突にコロナビールが!
なんでも8月の特定の日に、立ち飲みイベントを行われるそう!(8月10日(土)15日(木)16日(金)23日(金) 30日(金)31日(土)※31日は丸八夏祭り同時開催)
お店の方が「てんぷら3つとビールのセットで1000円ですよ」とおっしゃるのをききながら、「近くだったら絶対来たい……!」と半泣きでした。お近くの方はぜひに!