さすがわかってるわねえ……。

by児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

先日、友人が博多に山笠を見に行ってきたんです。古いつきあいの友人で、こじまのことを何かとわかってる彼女。
「お土産のリクエストきくで!」ときかれたので、迷わず「ふくっ子!!」と答えました。さすがわかってるわねえ……。〈ふくっ子〉は、山口県下関市の奥野寿久商店さんの看板商品。博多駅の売店で売ってるので、博多に行くといつも購入する、お気に入りのちくわです。
パッケージに「ふぐスープ仕立て」とあるとおり、ふぐの風味がたまらない、めちゃくちゃ美味なちくわなんです。ちくわの皮がこんがり香ばしくて、まるでふぐの皮をあぶったのを食べてるみたい。
身もしゃきしゃきでほんとうにおいしいんです……。

これだけで充分なのに、
「もしふくっ子が売り切れてて手に入らんかったらあかんからな、保険のちくわも買ってん」と差し出したのは、福岡県の志岐蒲鉾本店さんの、〈旨みちくわ〉。
しかし何故このチョイス?と思ったら、「これ久留米のちくわやねん!」ほんとだ!うれしい!福岡県久留米市!
福岡のメーカーなのは存じ上げておりましたが、久留米とは知らず。
なんで久留米がうれしいかというと、この友人と大昔、久留米市出身の7人組のアイドルグループのライブに通ってたのでした。
さすがわかってるわねえ……。と受け取ったら、「あとな、これも」 と出てきたのは、〈ちゃんぽん 焼そばの具〉。
これは関西では手に入らない、山幸蒲鉾さんという、地元のメーカーの品!
さすがわかってるわねえ……!と早速、焼きめしの具にしておいしくいただきました。そんなわけで、友人のおかげで貴重な西のちくわ三昧の週末でした。はーおいしかった。