さすがねりものパラダイス…ねりものが山積みです。

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

1920年に世界初の電子楽器テルミンを発明したロシアの物理学者レフ・セルゲイヴィッチ・テルミン博士は、当時ロシア国内の電化政策を進めていた指導者レーニンの後押しにより、ヨーロッパやアメリカで演奏活動を行います。
その後、ニューヨークに自身の会社テレタッチ・コーポレーションを立ち上げ、楽器テルミン普及に邁進するのですが、その一方で、じつはアメリカ国内でスパイとしての活動も命じられていたそうです。
時代はくだって2024年、神奈川県小田原市。
小田急線小田原駅に降り立ったテルミン奏者こじま。
どうしてここに来たかというと、そう、関東ねりもの事情を調査するスパイ活動を……って、そんなわけないですね。
じゃじゃーん、やってきました憧れの小田原!小田原駅のキャラクター、かまちょが両手を広げて迎えてくれます。
ん?手だと思ったら魚?しかも足はかまぼこ……柔軟性に欠けるかまぼこ板ではさぞ歩きにくいでしょうが、健気に笑顔を見せています。
さすがねりものパラダイス小田原、駅売店にもねりものが山積みです。駅前のビルには、歴史のありそうなかまぼこ屋さんの看板。「梅ぼし・かまぼこ ちん……??」
全く読めませんが、とりあえずお店の前まで行ってみましょう。
「ちん……う??」
やっぱり読めないので、とりあえず中に入ってみましょう。
こじまと同じ気持ちの方が多いのか、レジカウンターのところに「ちん里う」と大きく書いて「ちんりう」と読み仮名がついていました。ああ、すっきりした……。(ちん里うさんはこちら

ロータリーを囲むように、老舗のねりもの屋さんが並びます。
いつもお世話になってます鈴廣さん。
かごせいさんの看板があるけど、お店はどこ……?と思ったら、
コンビニに、めっちゃ普通にかまぼこが並んでました!
早速お買い物したいところですが、今回の旅の目的地はもう少し先。箱根登山線に乗り継ぎます。

つづきます!