誰がなんと言おうと、王者の座は譲れません。

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

長野県の名物といえば、スギヨさんの〈ビタミンちくわ〉。
誰がなんと言おうと、王者の座は譲れません。

石川県で作られていますが、何故かとりわけ長野県で愛されています。なんと、ビタミンちくわ生産量の7割が、長野県で消費されるそう。
長野県で、ビタミンちくわに出会うことがいかに容易いかを、昨年のデイリーちくわでもご紹介しています。

そんなビタミンちくわを題材にした、『ビタちくの謎』という、小学生向けのデジタル食育教材が、ことし春にリリースされていました。

その中で、ビタミンちくわの製造工程を動画で紹介しているのですが、すり身が金属の棒に巻かれる工程で、スギヨさんのキャラクター〈ビタちくワン〉が「巻かれるとあんしん〜」って言ってるのがめちゃくちゃかわいいです。なんで安心なのだ。

そして、1950〜60年代の富山県の黒部ダム建設当時に、ビタミンちくわが黒部ダム建設の作業員さんたちを支えたエピソードについても、こどもたち置いてけぼりの勢いで深く触れられています。

スギヨさんは石川県の七尾市に工場があり、商品は石川県、新潟県、富山県、福井県、そして長野県に出荷されています。
その中でも、どうして長野県での消費量が突出して多いのかが不思議ですが……、それよりも、七尾市の工場は、元日の震災では無事だったの?って、気になりますよね。
じつは、ビタミンちくわの製造は、元日から停止されていました。そしてこのたび、5月31日からようやく、ビタミンちくわの製造が再開されたんですって!!おかえりビタミンちくわ!!!

生でおいしい、おでんで煮込むとなお!おいしいビタミンちくわ。

JR長野駅前の居酒屋の、たぶんビタミンちくわですよね?のおでんのちくわ

販売再開で、長野県はじめ北陸の方々が小躍りしておられるのが目に見えるようですね。
関西でも、買えるようにならないかな……。でも、その手が届きにくいところも、また魅力なんですよね。