ぺりん。びよーーん。
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
前回に続いて、フランス・フランシュコンテ在住のいずみお姉さんにお話しを伺っています。
フランスといえば、そう、カニカマの消費量が世界一とも言われている、じつはねりものフレンドリーな国。surimiは魚のすり身そのものというより、カニカマのことを指すそうです。
フランスでも、日本と同様にスーパーの水産加工品のコーナーに、すごくたくさんの種類が並んでいます。老若男女みんな大好きなんですって。
日本ではサラダや酢の物、彩りとしてもいろいろな料理に使われるカニカマですが、フランスではそのまま、マヨネーズをディップしておやつ的に食べられています。
いずみさんがカニカマをスープに入れたりするのを、「surimiあっためるの???」と驚くそう。
いずみさんの持ってるのはスティック状ですが、ちょっと高級なカニ身っぽいカニカマも売ってるんですって!これは驚き。
値段はスティック状のカニカマで1〜2ユーロ、カニ身っぽいカニカマも2〜3ユーロ。比較的安価で庶民の味方。
ふーん、日本とまったくいっしょなのね!と思いきや、この後こじまは、メッセンジャーの画面に釘付けになります。
なんと、フランスのカニカマは、日本と違って……。
ロール状になっています!!これは!!びっくり!!
「小口切りにすると、ほどけて麺みたいになるよ」といずみさん。
日本のカニカマは、かにの繊維っぽくほぐれることを重視している食感ですが、フランスのカニカマはそのままぱくっと食べるので、ほぐれる必要ないんですよね。これは目から鱗っていうか、目からかまぼこ!
「いずみさん、フランス語でsurimiの発音って、やっぱりrのところがうがいしてるみたいにゴゴゴってなります?」
「なるなる!すりみ、っていうより、すひみ、とかすぃみ、みたいな発音」
なるほどー。こじまにはいつかフランスで演奏するという野望があるのですが、夢が叶うまでに「すrゴゴゴiみ(フランス風すりみの発音)」って言えるよう練習しとこっと。
Bon appétit!きょうのちくわ。
愛知県のかね貞さんの、〈パクッと旨い ひとくち磯辺揚〉と〈ひとくち黒胡椒〉。
最近おうちで磯辺揚げを揚げるのにはまっているこじまですが、粉の分量を誤って異様に大量の磯辺揚げができてしまったり油のお鍋をひっくり返して大惨事になったりと、毎回めんどくさいんですよね……。
これだとオーブントースターでかりっと焼くだけで、あっという間におビヤのおともに。おにぎりの具にもちょうどいい大きさで、なにかと便利な一品です。