鮮やかな九谷焼に映える、美しい紅白のコントラスト
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
今月17日まで、大阪の阪急うめだ本店で『旨し、美し、金沢・加賀・能登展』という催しが行われています(詳しくは阪急百貨店サイトへ)。
連日大盛況で、行った友人・知人の誰もが「めちゃくちゃ混んでた!!」と言うので、覚悟して行ってきました。
元日の能登半島の地震で大きな被害があり、予定されていたのに出店をとりやめられたり、商品が少なくなってしまったお店などもありますが、それでも売り場には、素敵な工芸品やおいしいお菓子やお弁当などがたくさん並んでいます。
こじまは九谷焼が好きでちまちまと集めているので、今回もお皿を数枚購入しました。
お皿を買ったらちくわを乗せたいわよね……と、いつもの阪神百貨店のねりもの売り場〈ねりもん屋 きた〉さんに立ち寄りました。
そこでふと目にとまったのは、こちら。富山県 梅かまさんの赤巻です。赤巻は富山県の名産だそう。
北陸のおでんには必ず入ってると言われる、赤いのの字が美しいかまぼこ。
この赤いのはいったいなんだろう?とずっと気になっていましたが、なかなか手が伸びずにいたのです。切り分けてお皿に並べました。鮮やかな九谷焼に映える、美しい紅白のコントラスト。
赤い部分はお味が違うのかな?と思ってたけど、特に違いはないみたい。
北陸出身の方が「地元のおでんには必ず入ってたよねー」とか懐かしく思って購入されたりするのかしら。なんかしみじみ。
一日も早く、能登半島に日常が戻りますように……と祈りながら、きょうのちくわ。
先日、大阪・天満の音凪さんで短冊(今西紅雪箏+こじまテルミン)のライブが行われました。
たくさんのお客様に足を運んでいただき、楽しく演奏を終えてほっと一息。音凪さんのおいしいメニューをいただきます。
前菜盛り合わせのなかに、見慣れたななめストライプが……!短冊のために、特別にちくわきゅうりを入れてくださいました。
いただきながら、「このストライプの角度、これは紀文の〈皮までおいしい生ちくわ〉かしら……?」と思ってましたが、さすがにドン引きされそうなので黙っていただきましたよ。