鼻息も荒くちくわ体験教室を検索

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

6回にわたってお届けしました、兵庫県のヤマサ蒲鉾夢鮮館のちくわ・かまぼこ作り体験と工場見学レポート。
こじまの暑苦しいちくわ愛を、存分にお伝えできたかと思います。
あれから、「つぎこそ美しいちくわを作るぞ……!」と、鼻息も荒くちくわ体験教室を検索しているのですが、こんな記事をみつけました。

『紀文食品静岡工場ではんぺんづくり』

全国蒲鉾青年協議会主催の第5回「蒲鉾塾」が、紀文食品の静岡工場で2日間にわたって開催されたそう。
紀文さん、最近はんぺん推しなのかしら。Twitterでのあいさつも「おはんぺーん!」だし……。

それにしてもはんぺんの成形ってたのしそう!
と思いながら記事を読んだんですけど、その内容が……!

7月27日|工場見学(はんぺんライン)のほか、原料処理:サメラウンド処理(三枚開き)→ミンチ処理。アオザメとヨシキリザメ 頭なし内臓なしを1/3ずつカットしたもので実施。
7月28日|擂潰(石バチ)、→机上で 成型 加熱 包装 冷却までの実習。理研ビタミン担当による講義「酵素製剤及び静菌剤の活用効果について」。製品試食(おでん・そのまま)

ちゃうわ、これはガチのやつや……!
たのしい体験教室ではなく、業界向けの講座だったようです。
2017年実施の第4回蒲鉾塾の記事では、生々しいおさかなたちと職人さんの写真を見ることができます。

きっと「水産ねり製品製造技能検定」を受けたみなさんが参加しておられるんだろうな。

amazonにちくわの棒をおすすめされつつ、きょうのちくわ。

先日の「ヤマサ蒲鉾夢鮮館」で購入してきたちくわたちをご紹介。
おいしそうなねりものがとにかくたくさんあって、ひとりで食べきれないほど買ってしまいました。
体験教室からしばらくは、毎日ねりフェス(ねりものフェスティバル)。そのラインナップからきょうはこちら!焼きちくわ三兄弟です。

〈焼鱧皮ちくわ〉
たっぷり練りこまれた鱧皮の食感!ちくわとは違うぐにぐに感が楽しいです。とにかくうまみが濃い!渋いキャラのちくわ。

〈黄金鱧〉
たら、はも、ぐちを使用。
すっきりした後味で、「ちくわです!」って感じ。断然生食推奨。めちゃくちゃおいしいです(語彙が貧相)。

〈蒲の穂〉
はも100% 。甘めの味付けがしっかりされていて、魚の風味もしっかり感じられます。
他のふたつに比べて、焼き色が濃く皮のぱりっと感があります。かなりおつまみ寄り。

賞味期限はスーパーのちくわよりちょっと短めなので、おいしく食べ切れる量を買ってくださいね。