「かまぼこ工房 夢鮮館」完結・工場見学
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
はもちくの売り場で、くださいなーと食券を差し出したこじまの目線の先に、ずっと会いたかったあの人が!
日かま協(日本かまぼこ協会)のHPでも紹介されている、ちくわ・かまぼこのキャラクター〈カマピー&チックル〉の《チックル》です!
見るなり「チックルー!」と呼びかけてしまい、売り場のお姉さんも「よくご存じですね……!」といささか引き気味。
ぜひ連れて帰りたかったのですが、現在夢鮮館ではチックルのぬいぐるみは販売されていないとのこと。ざんねん……。
チックルと出会えた喜びで、うっかりはもちくのことを忘れそうでしたが、早速いただきますよ……。
これは!!!めっっっっっっちゃくちゃ美味しい!!!
しっかり焼き色の皮の香ばしさ、弾力、塩加減、なめらかな身、それぞれが最高のバランスでハーモニーを奏でています。
かまぼこ・ちくわの原材料としてポピュラーなのはスケソウダラですが、このはもちくは名前のとおり、鱧100%。
「江戸時代から、蒲鉾は鱧(はも)をもって上(じょう)とす。鯛は次(じ)とす。」とされていて、さすが、おさかなのうまみがばつぐん。これはぜひ、みなさんにも現地で巨大なカニつめやハスの花などを眺めながら味わっていただきたい……。
盛りだくさんの一日、しばし余韻を味わいながら、そろそろおいとまの時間。
体験で作ったちくわを受け取り、大阪を目指して走り出します。
「あっ、一福さんでコーヒー飲んで帰ろうと思ってたのに」
「そうでしたねー!」
「あ、ハスの花も見なかったね」
「あー!ほんとだー!」
と、すこしの心のこり。またいつか、訪ねるときのお楽しみです。
帰宅後、早速体験ちくわ&かまぼこを開封。
ちくわのなかなかストロングな焼き色にちょっとひるみましたが、これが絶妙な香ばしさで、味はほんとにおいしい!
かまぼこのほうも、板にすりみを乗せるところで気泡ができてしまいました。
見た目はちょっと残念だけど、どちらもほんとにおいしくできましたー!
子どもさん連れでも、大人だけでも楽しめるヤマサ蒲鉾夢鮮館。夏休みのレジャーにおすすめです!