続「かまぼこ工房 夢鮮館」ちくわ・かまぼこ作り体験
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
前回の続きです。
ヤマサ蒲鉾の夢鮮館(ゆめせんかん)ちくわ・かまぼこ作り体験、まずはねりねりしたすりみを、かまぼこにします。
まな板の上に、インストラクターのお姉さんいわく「小さめのお好み焼きくらい」の大きさに広げたすりみを、かまぼこ板のエッジをまな板に押しつけながらぎゅぎゅっとこそげとるようにします。これはお姉さんのオリジナルの技らしいのですが、体験工房で指導するにあたって、職人さんに教えてもらってもなかなか上手くできないので、自分流にアレンジされたとのこと。なるほど、これだとかまぼこ板の上に一気にすりみを盛り付けることができます。
お姉さんの言うとおりにしたら、かまぼこ板の上に三角の山ができます。
これをちょっとずつバランスを見ながら、形を整えます。
へこんだところにまな板に残ってるすりみを盛ったりして、なんとかかまぼこらしい形に整えます。
ちょっと不恰好だけど、かまぼこ完成!
インストラクターのお姉さんが「みなさん上手ですねー!できましたねー!」としきりに褒めてくださるのですが、どうやらタイムスケジュールの都合で、早く次の工程に移ったほうがよさそうなかんじ……。ほんとはもうちょっと美しい半円形に整えたいのですが、涙をのんで、ここでお姉さんに蒸し工程に運んでいただきます。
そしていよいよ……!次はちくわの成形です!
さきほどと同じく、まな板の上ですりみをねりねり。そして練ったすりみをちくわ成形用の型に入れます。
この長方形の型に平らに伸ばしたすりみを、付け包丁で竹の棒に巻き付けていくのですが……。
これがもんのすごく難しい!
全然竹の棒に密着してくれません。うえ〜ん、お姉さんに助けを求めます。
お姉さんは「だいたいでいいんですよー!残ってるすりみも盛っちゃいますから!」と大胆に盛り付けていかれます。え、そんなんでいいの???
予定してたよりかなりワイルドなルックスのちくわを、お姉さんに託します。果たしてどんな仕上がりになるのか……?
*次回に続きます