ちくわの明日を支えてください!

by児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

前回までのデイリーちくわでは、カネテツデリカフーズさんとRUN JOURNEYさんのコラボイベント〈ちくわRUN〉のレポートをお届けして、ちくわの盛り上がる様子をお届けしました。

でも、じつは、ちくわ、最近落ち込んでるんです。
食品需給センターの報告によると、令和5年3月のちくわ生産量は、4カ月連続で減少。ことしに入ってからは、2桁の減少が続いています。
昨年9月までは、平均して20%以上の成長を続けていたちくわ。一転してここのところ、ちょっとピンチなんです……。

農林水産省による令和4年度の「食品産業動態調査」(詳細はこちらPDF)によると、
以上のように、昨年後半までちくわの生産量は好調でしたが、別の資料を見ると、令和4年10月から雲行きがあやしくなってきます。


上は、同じく農林水産省の「食品産業動態調査」月報(詳細はこちらPDF)ですが、対前年同月比で、10.2%減。令和5年1月から、▲10.1%、▲15.6%、▲10.2%とかなりの減産です。
これはなんとかしないと……!と思ってちくわを買いに走ったのですが、こじまひとりの行動では、当然ちくわ界を救うほどの効果はありません。
ちくわ、安くておいしいし、優秀なプロテインフードなのは常日頃お伝えしてきたとおり。みなさまぜひ、お弁当やおやつに、ちくわ1本加えて、ちくわの明日を支えてください……!

眉間にしわを寄せながら、きょうのちくわ。

きょうのちくわ:麦わら帽子さん〈日本海ちくわパン〉

焼きそばパンで有名な、京都・宇治の麦わらぼうしさん(公式Instagramへ)の、〈日本海ちくわパン〉です。

ここの焼きそばパンは、ありえない量の焼きそばが乗っていて、むしろパンが焼きそばの具であるかのような状態。お箸がついてきます。
そんなパン屋さんのちくわパン、見た目かなり個性的ですよね。パンのはしっこにちくわが落っこちそうにつかまってる、不思議なかたち。これだけじゃなくて、他のちくわパンもみんなこの形。しっかりした食感の焼きちくわの中にはマヨネーズが入ってます。
焼く前はいったいどんな形なの?てゆかなぜ日本海?と疑問は尽きないのですが、後日おかわりを買いにいくと、

あれー!普通じゃん!
こないだのあれは何だったの……?もしかして成形の担当者がふたりいて、ちくわパンの形をめぐって激しい抗争が続いている?などと妄想しながらおいしくよばれました。やっぱり普通の形のほうが食べやすいです。