ちくわたくさん食べて応援してくださいね。
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
毎度お世話になっています、ブログ〈速報かまぼこニュース〉に、
2022年11月のかまぼこ・ちくわ生産量についての記事が掲載されました。
それによると、「ちくわ・かまぼこ生産量は4万3567トンで前年比4.5%と今年に入ってすべての月で増加を記録している」
とあります。
家飲み需要も定着してきたのか、ねりものの消費は好調なようです……!と喜びたいところですが、
昨年12月の日本かまぼこ協会(日かま協)のプレスリリース(PDF)で、「生産コスト高騰で、魚肉ねり製品メーカーは大ピンチ」と伝えています。
「米国産スケソウダラ・スリミの輸入平均単価は、今年 10月に577円/kg(昨年同期比で 48%増)に達し、これまで経験したことのない最高値」とあります。48%増って!めちゃくちゃな値上がりですよね。
さらに、こちら富山県の河内屋さんの昨年3月のブログでも、ロシア・ウクライナの情勢悪化により、すり身の流通にも影響が大きく、日本のねりもの業界も打撃を受けている、とあります。
そのうえ、原材料の他、包装資材、物流、光熱費も軒並みコストアップ。日かま協プレスリリースによると、2021年の農水省調査では、54%の事業所が赤字だと報告されています。
どの業界もしんどいのは承知ですが、なんとかよい方向に向かってほしい……と祈りながらちくわを食べるしかできないことが歯痒い。みなさんも、ちくわたくさん食べて応援してくださいね。
たくさん食べたい、きょうのちくわ。
スナップえんどうとちくわの卵とじです。
さいぜんから申しておりますように、こういうメニューには、お安いちくわ(ひと袋に4,5本入って100円ちょいくらいの)が合うんですよ。
フライ返しでフライパンに押しつけるようにして、ちくわに少し焦げ目をつけると、さらににおいしさアップです。ちくわの「きゅーー」って鳴き声も聞こえて楽しいですし。お弁当のおかずにもばっちりです。