くやしくて泣きながらでんぐり返ししています。
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
先月、福島県に演奏の旅に行ってきたのですが、欠かせないのはそう、ちくわパトロール。
福島市は大阪からおよそ750km。とっても遠いので、気軽に行けるところではありません。
滅多にない機会、ぜひとも福島のみなさんが食べてるちくわを探したいもの……、ですが、いくつか巡った福島市内のスーパーには、生食用と焼きちくわが1、2種類ずつ、という感じです。
海に近いいわき市には、ちくわ作り体験も行なっている(現在休止中)夕月さんなど、有名なメーカーもあるのに、福島市はちょっとちくわ熱は低いよう。
地元の方も、「ちくわはほぼニッスイしか見ない」とおっしゃってたし、福島市民はちくわ食べないの??
と思ったらですね。
少ないちくわの隣りには、そうです、笹かまがわんさか置いてあるのです。
なるほど、ここは笹かま文化圏だったのね……!
郷に入れば郷に従え、で、笹かまを味わってみることに。
ちくわパトロールで時間がなくなってしまったので、駅ビルの中にある鐘崎さんへ。
ネットで調べても、鐘崎さん買っておけば間違いないって書いてましたし。
どれもおいしそうで迷っていると、おばさま方の団体がいらして、売り場にある笹かま詰め合わせセットを、ざざーーーっとあるだけ全部買っていかれました。
「……そんなにおいしいの!?」と焦るこじま、気になる商品をあれもこれもと選んだら、
こんななりました(写真撮る前に1個食べてしまった)。
いやー、たしかにこれは間違いなかったです。思ってる笹かまより厚みがあってぷりぷりフレッシュで、いくつでも食べられるおいしさ。
ちくわは買えなかったけど、いいお買い物したわ〜、と大満足だったんですけどね……。
帰阪してから、そういえばなんか忘れてる気がする、と考えてみたら、
一昨年のデイリーちくわでご紹介したNHKの『にっぽん縦断 こころ旅』で、
火野正平さんがわざわざ立ち寄って買おうとした(売り切れてた)ちくわパンの「わたなべパン店」が、泊まった飯坂温泉のお宿のすぐ近くでした……!!
ということを思い出して、くやしくて泣きながらでんぐり返ししています。こじまのバカ、あー、ほんともったいなかった。