こんなところで、ちくわRUN参加者に出会うなんて

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

ずっと追っかけてるのになかなか会えない、気づいたときにはいつも手の届かないところに……。
次の機会こそ、と思いつつ、タイミングを逃し続けてしまう、そんなことって、ありますよね。

こじまにとってそれは、ちくわRUNです。


毎年神戸マラソンに、ランナーの栄養補給に珍比良を提供しておられるカネテツデリカフーズさん。
毎年、自社のちくわかまぼこ作り体験スペースでちくわを成形してからマラソンに出て、帰ってきたらちくわが焼き上がってるという、いまどきの言い方で言う『神イベント』、ちくわRUNが行われているんです。
こじまは2017年からずっと参加したいと切望しながらタイミングが合わず、去年おととしは開催されず、今年はレッスンとかぶり申し込みできず……という、憧れ続けていまなお遠いイベント。

話は変わりますが、先日大阪で、超人気イベント『生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪 2022』(通称イケフェス)というイベントが行われていました。
こじまは毎年参加していて、ことしは3年ぶりのリアル開催を心待ちにしていました。
事前申し込みが必要なガイドツアーは、軒並み抽選に外れてしまったのですが、唯一当選したのが、第一希望大本命の〈寝屋川北部地下河川守口立坑〉。
澄み渡った秋晴れの当日、喜び勇んで参加しました。

守口立坑

深さ40mの地下河川。水害に弱い大阪を護っている、縁の下の力持ち。
長い長い階段を降りて地下水路に向かうのですが、参加者のなかに、なんだか気になるお召し物の方がいらっしゃる……。失礼かとは思いつつ、どうしても目が離せない。
地上に戻ってから、意を決してお声かけしました。
「あの、そのTシャツ、ちくわRUNに参加されたんですか??」

Tシャツの着こなしもばっちりきまったお姉さん、「そうですよ!ちくわ作ってそのへん走ってきたらちくわが出来てるんですよ!楽しいですよ〜」

うらやましすぎて目眩がしました……。
こんなところで、ちくわRUN参加者に出会うなんて!
しかし、こんな出会いがあるということは、ちょっとちくわRUNに近づいてるということかしら。来年こそは参加できますように……!

星に願いをかけつつ、きょうのちくわ。

関西人憧れの紀文〈竹笛 しそ〉です。

先日の東京ライブ三昧の日々、演奏終わってお宿に帰るのはどうしても遅くなってしまうので、ぱっと食べてさっと寝られるちくわは大活躍。東京でしか会えない竹笛、迷わずカゴに入れたのですが、いわゆる〈お安いほうのちくわ〉と同じサイズ感で198円(税抜)。思わず売り場で「たっか!!!」と口に出してしまいました。どうりでおいしいはず。