お初です!福山市ももしまさんの〈手にぎりちくわ〉

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

いつものお店に、ちくわを買いに。
だいたい毎週違うメーカーさんのちくわを置いているので、きょうも新しい出会いを期待して……。

じゃん。お初です。
広島県福山市の、ももしまさんの〈手にぎりちくわ〉。ふっくらした身が、なんてかわいらしい。インコのように、手乗りにしたいくらい。

手にぎりというと、当然竹に巻いてあるんですが、この竹つきのちくわって、ちょっとめんどくさいな、と思われてませんか?
きょうはみなさまに、竹はずしの極意を伝授いたしましょう。

まずはじめに、竹とちくわの身の境目を、丁寧に矢印の方向に押し込みます。ここの境目が全部きれいに外れたら、

ちくわ本体を両手で持って、タオルを絞るように、優しくまんべんなくねじります。強くねじりすぎると破れてしまうので、ちょっとずつずらしながら、もちもちとねじります。

そして再度矢印の方向に押すと、竹から身がきれーいに外れます。一度に抜こうとせずに、ある程度押したらこんどは反対側から押して、けっこう外れてるなー、という感触を得たら、竹を回しながら引き抜きます。
どのくらいきれーいにかっていうと、

こんなです。

どうですか……!ばっちり美しく抜けています。
手にぎりちくわは、この断面の素朴な感じも魅力ですよね。

ももしまさんの手にぎりちくわ、歯ごたえも素晴らしく、塩味も甘みもバランスよく魚の風味もしっかり味わえる、ほんとにおいしいちくわでした。なにもつけずにそのままがおいしいですが、生姜醤油も合いそう。また近々会えますように。