庶民の味方であり続けてほしい
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
仕事や家事のあいまにちょっと時間ができた時、みなさんはなにをして過ごされますか……?
読みかけの本を読んだり、楽器の練習をしたり、いろんな過ごし方があると思います。
こじまは、インターネッツで気になる推しの評価を検索することが多いかも。彼、もうずっと落ち目だって言われてたのに、ここ2年くらい、にわかに人気が復活してるみたいで、その動向を追っかけてるんです。
彼には、ずっと昔からライバルがいて、そのライバルの方が、社会的評価もギャラも高くて、ちょっとお高くとまってる感じもあって……。だから彼、同じようなキャラでは無理があるから、仕事を選ばない気さくなキャラでやってきてるんです。
……なんの話かだいたいわかってきましたね?そう、ちくわとかまぼこの話です。
日かま協(日本かまぼこ協会)のこちらの記事で、
1世帯あたりの水産ねり製品の支出額と、製品生産量の推移をあげておられます。
ちくわとかまぼこ、平成5年と令和2年のデータを抜き出してみました。
ねり製品自体の生産量、消費量が大きく落ち込んでいるので、なんともさみしいかぎりなのですが。
よーく見ると、
世帯あたりの支出の落ち込みは、かまぼこのほうが少ないのです。
でも、生産量は、かまぼこのほうがかなり減少しています。
ということは……。
生産量と消費量は、ほぼ比例するであろうという前提で話をすると、
「かまぼこ、めっちゃお値段あがってない???」ということです。
最近の高級かまぼこは、1本3000円超えがあたりまえですもんね。ちくわはその点のんきというか、専門店の商品でも1本500円を超えるものはまず無いですからね。庶民の味方であり続けてほしいものです。
あ、ここだけの話ですが……ちくわの世帯あたりの支出額は、直近2年続けて前年比プラスなんですよ……!
推しの活躍を祈りながら、きょうのちくわ。
宮城県塩竈市の勝山水産の〈塩竈鯛ちくわ〉です。
名前もパッケージも、8本がさっと入ったようすも、めっちゃかっこいいちくわです。海の男の佇まいです。
食感はけっこうかための、昔からの職人の味ってかんじ。わさびマヨとか生姜醤油が合いますよ。