すてきなネーミング

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

こじまは学生時代、こじまりって渾名で呼ばれてたんですよ。こじまさおり→こじまり、です。
唐突になんだとお思いですか?いや、唐突でなかったためしがないので、通常運転ですかね。

なんか、他人と思えない料理と出会ってしまって。

福井県の郷土料理、「こじわり」です。

株式会社会社SN食品研究所のページでは、
「こじわりは、細切りにした大根・人参、柔らかくした大豆、薄揚げ等を炒め煮にしたものです。昔は冠婚葬祭でよく食べられていた郷土料理です。」
と紹介されていますが、地方独特の料理というより、一般的なおかず料理のこの地域での呼び方、という感じでしょうか。
ちくわと油揚げでしっかりお出汁が出るし、お肉がなくても、立派なおかずになりそうですね。

そしてこの後に続く文章なのですが、
「使用している『スクールちくわ』はソフトな食感が特徴の焼ちくわで、子供たちの成長に重要なカルシウムを強化しています。」

え?
「スクールちくわ」……? (「スクールちくわ」もこちらへ

なんてすてきな名前のちくわなんでしょう。すくすく伸びゆく若竹のような児童生徒たちが、スクールちくわでカルシウムやたんぱく質を摂取する。なんてすこやか。すこやかの極み。
食べてみたいなー。お取り寄せとか、できないのかな。

清々しいきもちになったところで、きょうのむかしのちくわ。

きょうのちくわ:2013年のこじま

鹿児島県の居酒屋でうれしそうにビールをたしなむ、ちょっと若いこじまです。2013年。
このときはまだ、ちくわちくわゆうてませんでした。
でもね、このつきだしの小皿、これは明らかにあれじゃないですか……?

ちくわ、入ってますね。人参と大根も。
これ、「こじわり」なのではないでしょうか??
鹿児島県なので、こじわりとは呼ばれてないと思いますが。ささっと出てきておビヤがすすむ、縁の下の力持ち的なちくわです。もちろん栄養バランスも、ばっちりよ。