遠距離恋人
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
きょうは、こじまの遠距離恋人をご紹介。
このご時世もあって、長いこと会ってなくてロスが激しかったのですが、
先日、ついに逢いにいくことができました。
ヤマサ、っていうんですけどね。
『時は文政、江戸も半ばを過ぎた頃、
東海道は吉田の宿で代々魚問屋を営む
佐藤善作(初代)が金比羅様に参拝。
そこで目にしたちくわの味にびっくり!
早速、魚の豊富な三洲吉田で
ちくわ作りにとりかかる。
これが「ヤマサちくわ」の始まりです。
東海道で東や西に評判が伝わり、
塩の道を伝わり南信州に運ばれ
ヤマサちくわの礎が出来上がりました。』
というのがはじまりだそう(パンフレットより)。
文政10年(1827年)創業という、もうすぐ200年!の歴史ある企業です。この「塩の道」というのは、三州街道(飯田街道)などを指すのですかね。ちなみに、ちくわの両端が白いのは、豊橋ちくわの特徴でした(いまは豊橋ちくわ以外でも、両端が白いものが多数あります)。よその産地のちくわと区別がつくようにと、いわばブランドタグの役目を果たしていたのですね。
で、今回初めて食べた『黒胡椒入り 豆ちくわ』が
あまりにおいしかったので、みなさんにも会わせたいと思って。
クラタペッパーさんとのコラボ商品です。
カンボジアの胡椒は、その香りの良さで有名ですね。こじまもお土産にいただいたことがありますが、フルーティで刺激的な香りにうっとりしました。
そのカンボジアの黒胡椒がたっぷり練り込まれていて、袋を開けた瞬間なんとも言えないいい香り!
『ビールのお供に最高』って書いてありますが、まさにそのとおり。弥次さん(まるい方)喜多さん(面長の方)もにこにこで、ビールがすすみますね。
今回のお買い物は、ヤマサちくわの直売店で購入(黒胡椒のみ駅売店)したのですが、こじまが流れるように大量の注文をするからなのか、お店のお姉さんに「ふふっ」と笑われてしまいました。そうですよね……なんの迷いもなくひとりでこんだけ買っていくお客さん、たしかに怪しいっちゃ怪しい……。やっぱりここでも、愛の重いこじまでした。