魚肉たんぱく同盟
by 児嶋佐織
突然ですが、「サムライブルー」って、色の名前じゃなくて、サッカー日本代表チームのことを指すんですね。
なでしこJAPANとか、愛称みたいなもんなんでしょうか。
こちらは、こじまが2018年に購入したちくわです。
購入したとき、「おさむらいさんも大変だな……『おれ剣術とか苦手なんだよな……斬られたら痛そうだし……あーもうずっと傘張りだけしてたい』って憂鬱になったりするのかしら」
って、思ったんです。そう、マリッジブルーとか、そういうやつかと。
いま調べましたら、この年はサッカーワールドカップがロシアで行われていたのですね。おぼろげに、スーパーのいろんな商品が青くなっていたのを思い出します(ワールドカップ自体は記憶にない)。
そのブルー、いまなぜか、ねりものメーカーのサイトで静かに盛り上がっています。
鈴廣かまぼこさんの『魚肉たんぱく同盟』。
「本同盟はプロサッカー選手長友佑都のコンディション向上を、鈴廣かまぼこが作る天然素材で化学調味料・保存料不使用のかまぼこで実現していく取り組みであり、たんぱく質源の中でも特に「魚肉たんぱく」の魅力を伝えていく活動となります。」(上記サイト『魚肉たんぱく同盟』より)
プロアスリートはもちろん、趣味で鍛えておられるみなさんも、食事もトレーニングのうちと、さまざまな取り組みをされています。
以前はローカロリーたんぱく質といえば鶏肉一辺倒だったのに、ここに来て、「ささみ一人勝ち時代」から「ささみ・ねりもの二強時代」になってきたのですね。
鈴廣かまぼこさんの企画では、かまぼこを推しておられますが、喫食しやすさでは断然ワンハンドで食べられるちくわのほうが有利かと思われますので、ぜひともこちらの研究にちくわも加えていただきたいところです。
それにしても鈴廣かまぼこさん、魚肉たんぱく同盟の他にも、アイロンビーズだのおしゃれプレイリスト(4月16日の「デイリーちくわ」参照)だの、若い世代や新しい層へのアピール面白いな……長友さんの今後の体力向上とともに、目がはなせません。たんぱく質と適度な炭水化物でトレーニングもはかどる、きょうのちくわ。
直球ちくわ丼です。
斜めに切ったちくわを炒めて、お出汁と卵でふんわりとじます……ちょっとよそ見してて卵がかたまってしまったのは、ご愛嬌。
ちくわ丼、時間もお金も気力もないときに、ほんとに助かるメニューです。今回は具がちくわと胡麻だけなんですが、たまねぎや三つ葉を入れると、ぐっとおいしく、人間の食事らしくなりますよ。