お初のちくわ
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
最近、栄養がかたよってるなって、思ってました。
ちゃんといろいろ食べないと。
そう、最近はイトヨリダイとスケトウダラに、かたよってました。
もうちょっと、パンチのある魚のちくわも食べないと……。
そう思いながら、たまにしか行かない、職場の近くのスーパーに行ってみたら。
お初のちくわがこじまを待ってました。
ニッスイの『さばの旨味 太ちくわ』。
2020年2月から販売されているみたい。
売り場ではこれが最後のひとつで、売れてるからいっこしかないのか、売れないから追加発注されてないのか……。どっちかはわからないですが、ちくわを追って近隣のスーパーは行き尽くしたこじまが見たことないということは、あまり置いてないんですよね、たぶん。
さっそく実食。焼き目のついてない部分はかなりグレーで、さばってそんな黒かったっけ……?と思うほど。お味はさほどくせもなく、甘味があっておいしい。歯応えはけっこうしっかりの、かみしめ系のちくわです。
このちくわに含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)とは、体内でほとんど作られない「必須脂肪酸」で、意識して食事で取り入れないといけないんですよね。ちくわで摂取できるなんて、ありがたい。
パッケージにもあるとおり、ちぎりやすいように節目があります。
ニッスイの商品では、姉妹品といっていい『まるごとおいしい太ちくわ』はねじりタイプで、節目はありません。一正蒲鉾の『香ばし生ちくわ』の節目によく似てるかんじ。
お味もいいし、健康にもいい『さばの旨味 太ちくわ』。でもこじまが注目したのは、それだけじゃないんです。
この節目を利用して、手軽にこけしを作ることができるんです!
ふたつ節があって、真ん中の部分がすこし長めになっているので、ひとつ切りとったら、それだけであっという間にこけしです。
かわいさを追求したい方は、写真のようにお顔のところを皮をおとして、顔をつけるといいですね。
しかし、自分でも驚くほどのこの写真の寒々しさよ。雪のしんしんと降る山村のちいさな小屋で、家族の帰りをひとりで待つおさなごのよう。
デイリーちくわはじまって以来の、かわいそうさナンバーワンのちくわですね。ひゅるるるー