はるばる北の大地から

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

まいにちさむいですね。冬らしいといえばまあそうなんですが、毎年こんな寒かったですか?布団着たまま仕事に行きたい……
なんならおでんのちくわを着たいくらい。

あったかもっちりで、絶対着心地よさそう。
着る毛布的な感じで、着るちくわ、だれか作ってくれませんか……。

こんな感じでちくわの絵を描く機会、みなさんもしばしばあると思うんですが、多分この絵みたいに斑点状に茶色いところを描きますよね。この茶色いところは、表面の皮に気泡が入って膨らんだところで、おでんなどの煮込み用ちくわの特徴なんです。
この気泡、どうやってできてるかというと、工場でちくわに焼き目をつける際に、ちくわの表面に水玉模様のように油をつけるんだそう。この油をつけた部分が、焼いたときに膨らんで模様になります。皮が膨らんでいるところは、皮が薄くなってうまみが出やすいし、またこの気泡にお出汁が含まれて、味しみがよくなるのです。
ちなみに、煮込み用の焼きちくわは原料もちょっと違って、生食用のちくわの原料に加えて、アジやサメなどのこじまイメージ的に「濃い魚」が使われています。

着る毛布メーカーを検索しながら、きょうのちくわ。

きょうのちくわ:マルサ笹谷商店さん「ちくわチーズ燻製」

北海道は釧路の、マルサ笹谷商店さんの「ちくわチーズ燻製」(笹谷商店直営の公式サイト「釧之助」はこちら)。
これ、一見ふつうっぽいですが、実は画期的な商品だと思うんですよ……!

個包装が、マジックカットでどこからでも開けやすい真空パックで、簡単に手を汚さずに食べられます。
本体も、味の濃いチーズがみっしりで、ちくわが半割りになってて食べやすいし、ちくわとチーズのバランスが絶妙です。ついついいくつも続けて食べてしまいます。
パッケージには保存用ジッパーがついていますが、こじま家では意味なさそう(すぐ全部食べてしまうから)。はるばる北の大地から関西に来てくれてありがとう……。
今夜もちくわと、おいしいちくわを食べられるしあわせをかみしめています。