ど真ん中豪速球の愛をちくわに
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
食品業界の専門紙(誌)がすきです。
いまは紙媒体からwebに場所を移しているものが多いと思いますが、
紙媒体だと、用途のものすごく限られた機械の広告が、たくさん載ってますよね、それがとてもすきです。
例えば、ねぎを刻むための機械「ネギー」とか、
大根や山芋をすりおろす「オロシー」とか、
これ何に使うの?って疑問を挟む余地が1ミリもない、ド直球のネーミングがとくにすきです。
ちくわの原稿書くのにいろいろ調べてて、
ハモ入りちくわうまいよね → 関西の夏はハモよね → ハモは骨がたいへんだから、職人さんがいなくなったらどうするの → 「はも骨切り名人」てハモの骨切り機がある!
ってびっくりして、そういや以前よく食品業界の専門誌読んでたなあ……と思い出したのでした。
メーカーさんの会議にそっと参加して、機械のド直球ネームが決まる過程を見守りたい。
ど真ん中豪速球の愛をちくわに。きょうの(過去写真ですが)ちくわ。
カネテツさんの「はも竹」 は関西で買えるおいしいちくわですが、そういやよく似た名前のちくわを以前食べたなー、と思って探した写真。
藤光海風堂さんの「うまちく」。藤光さんは関西では、スーパーで見かける「フジミツの仙崎ちくわ」が、なじみありますかね。
うま入りじゃなかったけど、おいしかったなー。おととしの博多の旅で、車中のおやつに買いました。旅の想い出はいつもちくわとともに。