憧れアイテムがここに
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
先日、友人と懐かしい話で盛り上がったんです。
昭和60’sに現れた、九州博多からやってきた7人組のアイドルバンド。当時のアイドルとしてはありえないほど自由で不良っぽくて、当時ちびっこだったこじまも、はわわこのお兄さんたちすてき、とヒットチャート番組などを楽しみに観ていました。
そしてそのバンドは、いわゆるファッションリーダーとでもいうのでしょうか、奇抜な髪型や服装が受けに受けて、真似する若者が続出。こじまも憧れて、真似したいなあ……と思ったアイテムがありました。
それは耳につけるアクセサリーで、ピアスやイヤリングではなく「イヤーカフ」と呼ばれる、耳たぶより上のほうにつける小さな輪っかのようなもの。友人によれば、盆踊りの屋台でゲームの景品にもなっていたそうで、そのくらい人気でした。
記憶の奥底に沈んでいたイヤーカフ、あったあった!と思い出し、話題に花が咲きまくったのでした。
で、翌日「そういえばイヤーカフの話したな……」と思い出しながら、いつものようにちくわを手に取ったんですが、
「もしかしてこれ、いけるかも……!」と出来心でやってみました。
数十年を経ていま、憧れアイテムがここに。豆ちくわイヤーカフです。
こわいくらいぴったりフィット。
ちくわなので耳が痛くならず、小腹がすいたらいつでも食べられてべんり。
さりげなさ過ぎて、誰もちくわを携帯してると気づきません。どうですかこれ……!
(このあともちろん、自分でおいしくいただきました)
なにやってんのこじま、と自分を諌めながら、きょうのちくわ。
スーパーで買ったできあいのお惣菜なんですが、ちくわの天ぷらの中に明太ポテサラが入ってます。
これって、あの熊本名物ちくわサラダのミニサイズってことですよね……!?
1本まるごと食べたら、幸せと罪悪感で混乱しそうなあのヘビーなお惣菜。食後は胃に血液がぜんぶいってしまって、無口になってしまうほどのボリュームです。
それが手軽なひとくちサイズで、いつでも近所で買えるなんて、いい時代になったものです……といいつつ、ひとパックぜんぶ食べたらいっしょやん。こじまのバカ。