「人」という字は
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
先日、久しぶりに髪を切りに、ずっとお世話になってる美容院に行きました。
こけしになりました
もう20年くらい切ってもらってて、当然こじまがテルミン奏者だってご存知。
その美容師さんが、突然「こじまさん、◯◯(大阪の地名です)に行きつけのバーある?」ってきくのです。
どうも、美容院のお客さん(仮にAちゃんとします)と、テルミンが話題になって、その時に「うちのお店にもテルミン奏者のひと来るよ」って言ったんだそう。
そしてAちゃんが、◯◯のとあるバーでそれを話題にしたら、バーのマスターも「こじまさん知ってるよ」ってなったんですって。あらびっくり!
で、Aちゃんが再度美容院にいらしたとき、
「こじまさん、わかった!ちくわが好きなんでしょ??」
えっと、
あの、
なぜ「動画みたよ!」とか「なんとかさんと一緒に演奏してるのね!」とかではなく、ちくわなのか……。
もうAちゃんには、テルミン奏者としてではなく、ちくわの人としてインプットされているのではないのか……。
もしかしたらAちゃんも、すごくちくわが好きなんだろうか。もしお会いすることあったら、おすすめのちくわ、教えたげるわね……。
不思議な縁に思いを馳せつつ、きょうのちくわ。
髪を切ってもらいながら、美容師さんに「ちくわの穴ってなんのために開いてるの?」ってきかれて、えっ、てなったんですよね。
竹や金属の棒にすりみを巻きつけて焼いているから、結果的に穴があるので、ふだんちくわに親しんでいない方の視点は面白いですね。
写真は以前お友達にいただいた、竹つきのかっこいいちくわ。
お友達に感謝しつつ、「人という字はちくわとちくわが支え合って……」と思いながら盛り付けたんですけど、こじまさんなんか間違えてますね。ほほほ。