ロンゲストちくわ
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
いつも見たり使ったりしている物でも、大きさが変わるだけで、ずいぶん印象変わりますよね。
こじまは昔の観光地の売店によくあった、おみやげの巨大な鉛筆がとても好きです。文房具が第一に求められる「効率」を一切無視した役に立たなさ。清々しいほどです。
そんな感じで、ちくわでも、ちっさい豆ちくわになればキュート、そして大きくなれば迫力まんてん幸せ倍増。
こじまの人生で最も長いちくわは、この連載でも登場した、ちくわたり26.5センチの巨大ちくわです。護身用に持って歩ける存在感。
しかし。
世界でいちばん長いちくわは、なんと全長40.3メートルもあるんです。
40センチじゃないですよ。40メートル。
その名も「longest chikuwa」。
米子高専のみなさんが、平成29年に約6時間の作業で制作し、ギネスブックにも登録されている、まごうかたなき世界一長いちくわです。
米子工業高等専門学校「高専生初のギネス記録樹立成功」記事はこちら
こちらの記事には「本番までに試作を12回重ねて」40メートル超のちくわを完成させたとあります。途方もない労力を費やして作成されたのですね……!
この記録までに、世界一長いちくわに挑戦した方々はたくさんおられて、2012年の鳥取県倉吉市のみなさんのチャレンジ(14.27メートル)から、5年で約2.8倍の長さまで記録を更新しています。
その中でも、米子高専のみなさんはなぜか「世界一長いつくね」「世界一長いきりたんぽ」までチャレンジしておられるそう。
そしてなんと彼らの世界一シリーズのツィッターアカウントもあります。
読売新聞様の記事も再掲.ありがとうございました.https://t.co/iknAOpT9TV
— つくね,きりたんぽ,ちくわの世界記録 (@tikuwakiritanpo) January 24, 2020
しかしロンゲストちくわって響きがいいですよね。ビリー・ジョエルがアカペラで歌ってそう。
口笛を吹きながら、きょうのちくわ。
みんな大好き、カネテツ 珍比良の唐辛子味が出ました!
なんもつけないでそのまま、しっかり味のおいしい旨辛ちくわです。
コチュジャンつけてサンチュや白髪ねぎといっしょに食べてもおいしそう……。
右下のてっちゃんが辛さのあまりか真っ赤な顔で火を吹いてますが、そんな言うほどの激辛ではなかったです。おともにするには、おビヤより焼酎かな。