ついに、あの、伝説が、なんと!
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
前回のつづきです。
高松からの帰りの車で、思わぬ展開に胸を震わせるこじま。ついにあの、伝説のちくわ自販機に会えるかもしれない……!
淡路サービスエリアで車を降りて、インフォメーションカウンターで「ちくわの自動販売機はありますか?」とたずねると、
「あー、あったという話はきいてますけど」
え?ということは、今は無いってこと?
青ざめるこじま。
「継続して置いておられるかは、行ってたずねていただかないと、わからないですね」
行って???
目指すちくわ自動販売機は、淡路サービスエリアではなく、近くの別施設「淡路ハイウェイオアシス」にあったのでした。まちがいまちがい。
また車に乗り込み、ハイウェイオアシスを目指します。
淡路ハイウェイオアシスはこちら。
高級リゾート施設を思わせる、ゴージャスな建物。BBQができるエリアもあり、振り返ると遥かに神戸の街が一望できます。
こんな豪華な施設に、あのおじいちゃん自販機がいるなんて……やっぱり、似つかわしくないと処分されたんじゃ?悪い予感に、つい早足になります。
賑わうお土産物売り場をきょろきょろ、そこには……
なんと……
ありました!!たけやんの自動販売機!!
商品写真も色褪せ、
ボタンもほとんどが故障中。
でもほんとにいました……待っててくれた……!
世界で唯一の「竹ちくわ専用自動販売機」!
たけやんにまつわる数字を列挙した大型ポスター。
すごいんだかなんだかよくわかりませんが、とにかく、元気にしているたけやん販売機を目の前にして、思わず笑みがこぼれました。
ひなびた自販機からぽろんと出てくる、正直あんまりおいしそうに見えない箱入りたけやんなのですが、隣の広大なお土産物売り場には、どどんとたけやんコーナーが。
そう、たけやんそのものはお土産物の中でも人気商品なんですよね。
こうしてちくわ自販機スペクタクルは終了。すこし混み始めた高速道路で、なにわへ向かいます。
おいしくてキャラクターも可愛いたけやん、淡路島へご旅行の際はぜひ!