やくみでおビヤが……
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
こんなに暑いと、火を使って料理するのも大変ですよね……
とかさっきまで言ってましたが、きょうなどは夕方すぎて吹く風もさわやか、この夏はじめて夜エアコンなしで過ごせる快適さ。
だからといって、じゃあじゃんじゃん火を使って料理するかといえばそうではなくて……
要するに、根っからのものぐさ太郎だということですね。ほほほ。
ところで、こじまは無類のちくわラバーですが、同時にやくみ愛好家でもあります。鍋物やとうふなどは、最早やくみの乗り物、というかんじ。
ならばちくわにも、やくみとのマリアージュを求めて然るべき。
もちろん、ちくわは単体でパーフェクトミールなのですが、やくみでさらにおいしくなる組み合わせでまたおビヤがすすみ……なんかおビヤのことしか考えてませんね。ま、いいか。
そんな、やくみとおいしいちくわのレシピ。
新ショウガのスライスと塩もみしたきゅうり、薄切りのちくわを、新ショウガのおつゆで和えます。ショウガのパンチもすこし和らいで、イタリア歌曲を歌い倒した喉にもやさしいお味の一品。
もうひとつ。小ぶりのちくわに、ミョウガの薄切りと、かるくお醤油を垂らした鰹節をイン。
ちくわも鰹節も塩分があるので、お醤油は香りづけくらいのちょっとさで。
ちくわの歯ごたえとミョウガの軽い食感、そしてちくわにベストマッチな鰹節の味と香りで、いくつでも食べられるおいしいおつまみです。
いまは暑い暑い言ってますが、あっという間に秋の夜長だのハロウィンだのクリスマスだの言うんですよね……大人って、たいへんたいへん。