申し訳ないけど爆笑してしまいました。

 by児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

大型連休は、みなさま楽しく過ごされましたか?
こじまは祝日関係なく、仕事やライブのリハに勤しんでおりました。
デイリーちくわがお休みのあいだも、もちろんちくわをたくさん食べましたよ。

先日、東大阪市のホールで行われたコンサートに行ってきました。帰りにはもちろん、ちくわパトロールです。今回は、ライフ八戸の里店へ。

きょうのちくわ :三重県と島根県と高知県

そう、ちょっとね、期待したんです。
近鉄沿線だから、名古屋とか三重のちくわを置いてないかしら?って。
そしたらなんと!デイリーちくわで何度もご紹介している、桑名市 タケチクさんの〈もっちり濃厚 チーズちくわ〉が置いてあったんですねー!こじまの読みはばっちりあたりました。わーい。

このチーズちくわ、その名の通りほんとにもちもちで、中のチーズがおいしいんです!
日持ちもするので、見つけたらちょっと多めに購入されるのをおすすめしますよ。

あとは松江市 角蒲鉾さんのど直近ネーミング〈竹輪〉と、
龍馬には借り?がありますので、
高知県 けんかまさんの〈龍馬のおつまみ にぎり天 しょうが〉を購入。
どちらもおビヤのおともに、さくっとおいしくいただきました。

ちくわの原料でまず思い浮かべるのは、やはりスケトウダラですよね。冷凍すり身が流通していることもあり、全国的に広く使用されています。
あとは関西ならハモ、中国地方ならトビウオ……と、地域の嗜好や獲れる魚などで、原料もさまざまです。
こじまも、ハモやイワシのちくわをたまにいただきますが、このお魚のちくわがあったらおいしいのでは?と思ってるお魚があるんですよね……。それは、

サケ(こじま画)ところで。

この方です。おとなにもこどもにも、大人気のサケ。
サケは脂が多いから、やっぱりだめなんかなあ……と、こじまのバイブル『水産ねり製品入門』(平成14年初版)をひもといてみます。

サケを使ったちくわについて、なんか書いて……ありました!
水産ねり製品の原料魚についての著述に、以下。

サケの回帰率が高まり、水産ねり製品原料として利用できるようになってきた。サケ類も数種類あるが、主にシロサケが使われている。

以上。(参考サイト=国立研究開発法人水産研究・教育機構>水産資源研究所>さけ ます>サケの放流数と来遊数及び回帰率の推移

なんとー。既にねりものの原料として利用されてはいるようです。続いて、

サケは北海道、東北で魚獲される地域性に富んだ魚類であるから、これを利用した水産ねり製品を地域の名産品として育ててほしい。また、サケの皮をかまぼこに貼り付けて利用しているが、外観に美しさがみられず、むしろ気持ちが悪い。

とあります。
「むしろ気持ちが悪い」って、申し訳ないけど爆笑してしまいました。ねりもの業界を志す若人たちの教科書的書物に、めっちゃ個人の感想です。むしろ、なんか逆にサケ皮かまぼこ、買ってみたくなりませんか……?