株式会社オミカレ
2024年11月23日(土)、オミカレが協賛した藤沢哲学サークル ēthosのイベントを視察。「出会い方の優劣はあるのか」「結婚する意味とは」の問いへの対話内容・参加者の声についてご報告いたします。




株式会社オミカレ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:下永田真人)は、会員数86万人超・婚活パーティー掲載数日本No.1※を誇る日本最大級※の婚活情報サイト「オミカレ」や、通話型マッチングアプリ「オミカレLive」を運営しています。

2024年11月21日(木)~11月24日(日)に慶應義塾大学三田キャンパスで開催された第66回三田祭において、当社が協賛する藤沢哲学サークル ēthosの哲学対話イベントが開催されました。

11月23日(土)には参加者を30歳以下に限定した「恋と出会い」をテーマにした哲学対話が行われ、高校生・大学生・社会人が集まり、出会い方が多様化する現代日本において「出会い方の優劣はあるのか?」「結婚する意味とは?」といった問いを通じて、恋愛や出会い、結婚についての思考を深める姿が見られました。
藤沢哲学サークル ēthos(エートス)主催 哲学対話イベントへの協賛の背景
三田祭の4日を通してēthosが扱ったのは「身体」「能力主義」「恋と出会い」「愛と性」「ビジネス」などのテーマ。
11月23日(土)12:00から行われた回では、「恋と出会い」をテーマに、参加を30歳以下に限定。
オミカレは、哲学を通じて多様なテーマを深く考え広く物事を見渡すための場を作るēthosの活動に賛同し、恋愛や結婚、出会いについて哲学的に考えるこの機会に注目。「恋愛や結婚は、他者や自己の人生が関わる重要なテーマであり、それらについて真面目に考え、語り合う場を学園祭を通してつくりたい」というēthos設立者・河原由貴さんの思いに共感し、今回のイベントの様子を視察いたしました。
藤沢哲学サークル ēthos(エートス)
2019年6月に設立され、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以後、SFC)を拠点に活動。
現在は、環境情報学部4年の窪田哲也さんが代表を務め、誰もが日常の疑問や思考を深められる場を作ることを目指しています。

主に、設定したテーマに基づく問いを立て、その問いを起点に他者との対話を通じてテーマについて掘り下げ考える「哲学対話」などの活動を展開しています。
「恋と出会い」がテーマの哲学対話イベント 当日の様子




慶應義塾大学の学生や外部の大学生・高校生・社会人など、30歳以下の男女13名が集まり、まずは全員でテーマに沿って"問い"を出す「問い出し」からスタート。
「恋と愛は何が違うのか」「マッチングアプリの自分は本当の自分なのか」「人を好きになることとモノを好きになることの違いは何か」「人工知能との恋は可能か」「架空の存在を好きになることとは」など、愛・恋に関するさまざまな問いが飛び出しました。

その中から選ばれたテーマは「出会い方に優劣はあるのか」「結婚する意味とは何だろう?」のふたつ。
哲学対話1.「出会い方に優劣はあるのか」
「学生から社会人になり、学校での出会いと、社会人になってから先輩に連れられて行く居酒屋やクラブでの出会いは何か違う気がしました。出会い方によって、長く続くか否かも変わる気がしています。出会い方が本質ではないとは思いますが、要素のひとつではあるのではないかと思います」と語る問いの発案者。

・学生同士は物理的に接する時間が長く、自然と相手のことを知る機会に繋がるが、社会人になってからの出会いは相手のことをあまり深く知らない状態で恋愛関係に発展することがあり、そこに対しての抵抗感は発生しそう。

・自分がどんな人と知り合いたいか、によって出会い方を選ぶと良いと思う。相手の自然な姿を見たいのであれば、日常的な接点を持てるような出会い方が良い。

・学生の自分にとって"結婚"は少し遠い事柄なので、現状、出会い方の優劣は感じない。しかし、結婚を見据えると「この出会いはいやだ」のような優劣の基準が生じるかも知れないと思う。

・出会いの先に目的があると、出会い方に優劣を感じる可能性がある。

・「この出会い方は人に言えるか」と考えることがあるが、言えるか言えないかは"言う相手の周りでこの出会い方の事例があるか"だと思う。「マッチングアプリで出会った」と友人には言えるが、親世代はマッチングアプリになじみがないので、言えない。

哲学対話2.「結婚する意味とは何だろう?」



問いを発案したのは女性で「結婚をひとつのゴールにしている人が多いと思うんです。人によって、結婚したいしたくない、どんな人と結婚したい、そもそも結婚できるのか…など、考えることは多いと思うけど、いまこの時代に『結婚すること』にはどんな意味があるのかなと思って、この問いを出しました」とのことでした。

・意味は大きく分けてふたつあると思っていて、「社会を維持する」という社会的な意味と、個人的な意味。重要になってくるのは個人的な意味の方で、私はお金の保障が結婚する意味なのではないかと思う。恋愛関係ではなかなかお金が発生しないけど、結婚すると財産分与が生じる。結婚が「ずっと一緒にいる」だけのことなら、意味はないのかもしれない。

・子どものときは親がずっと一緒にいるけど、大人になる、年をとると孤独になっていく。その時の、心の支えとしての意味があるのではないか。

・例えば自分が病気や怪我で入院したとき、恋人だと面会ができない場合もあるので、社会保障的な意味が大きいと思う。結婚していることによって周りからの見られ方も変わり、人間関係にも影響がある。そして結婚は「この人と一緒にいよう」という覚悟・意志の表明としての役割があると思う。

・結婚した人生は、実際に結婚しないとわからないので、結婚したらどんな人生になるのか知りたいという知的好奇心を満たせる。

・「自分はまともな人間ですよ」という社会へのアピールになると思う。結婚していない人は何らかの癖があるように見えたり、思われたりする。

参加者の声



哲学対話というものを全く知らないで参加したんですが、ルールの中で「他者の人格を否定しない」とか「わからないことがあってもいい」というものがあるので、対話が白熱しても和やかでとても話しやすかったです。
自分が気づけないことを深掘りした意見も多く、疑問や思考を深めることが出来る貴重な時間でしたし、とても盛り上がって時間が足りないくらいでした。

自分が参加したのは、「恋と出会い」というテーマを扱った回でした。このテーマは、20代や30代にとって非常に身近であり、自分のこれまでの経験に基づいて話をすることができました。
そのため、哲学対話が初めてでも、安心して発言することができました。
また、このテーマは多くの人が興味を持ちやすく、身近な内容であることから、議論が大いに盛り上がり、時間が足りないと感じるほど充実した対話になりました。
オミカレの今後の活動
2003年から2023年の20年間で、結婚適齢期とされる20~39歳の人口は約820万人も減少。
20年前と比べ、現代社会は"同世代の異性と自然に出会うこと"が困難な状況にあります。

未婚化・晩婚化が少子化の要因のひとつとされる中、「オミカレ」は現在、20代の新規登録者数が著しい増加傾向に。
若者のリアルでの出会いへの意欲が、高まっている兆候があらわれつつあります。

「オミカレ」は今後も、若者の「恋と出会い」への興味・関心・意欲を醸成する情報について継続的な調査と発信を行い、若者同士が情報の共有し思考を深める機会の創出にも尽力していきたいと考えております。

株式会社オミカレ
婚活情報サイト「オミカレ」を運営。結婚適齢期の人口減少などにより、結婚を希望する男女が「出会いたくても出会えない」社会で、「新たな出会いの創造-出会いが0をZEROにする-」をビジョンに掲げる。「オミカレ」会員数は86万人を超え、日本全国の婚活パーティー・マッチングイベント・街コンなどのイベント掲載数は国内No.1※を誇る。
同社はその他に、ビデオ通話型マッチングアプリ「オミカレ Live」も運営。
自治体・事業者との連携も強化し、リアル×オンライン双方でのまじめな出会いの機会の創出に尽力している。

■会社概要
社名:株式会社オミカレ
代表者:下永田真人
本社:東京都渋谷区代々木一丁目35番1号 プレンジ代々木ビル8階
事業内容:婚活メディア運営・婚活事業社支援サービス開発
URL: https://omicale.co.jp/
※当社調べ (2024年10月時点:当月開催婚活パーティー・街コン掲載数、口コミ掲載数)
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