銚子円卓会議
2025 年10月30日 食品ロス削減全国大会in 千代田 および 農林水産省にて表彰と事例発表


          OSUSOWAKEの仕組み図 【銚子円卓会議公式サイト】https://choshientaku.com/

一般財団法人 銚子円卓会議(千葉県銚子市、代表理事:松岡 明夫)と千葉科学大学危機管理学部 木村ゼミで は、共助のローリングストック2.0『OSUSOWAKE』が 第13回「食品産業もったいない大賞」にて 農林水産省大臣官房長賞を受賞したことをお知らせいたします。「食品産業もったいない大賞」は、公益財団法人食品等流通合理化促進機構が主催、農林水産省が協賛して、食品産業の持続可能な発展に向け、「省エネルギー・CO2削減」、「廃棄物の削減・再生利用」、「教育・普及」等の観点から、環境対策に取り組み、 顕著な実績を挙げた食品関連事業者等を表彰する取組です。
■取組みの概要と特長

1. 具体的な取組の概要
OSUSOWAKEは、防災用のローリングストックを基軸とした新しい災害支援のかたちです。 災害への対応 には、「自助・共助・公助」の3つの考え方があります。 OSUSOWAKEは、このうち「自助」の取り組みで あるローリングストックを、「共助」へと発展させた、これまでにない新しい防災活動です。日常的に備える ことで防災意識を高めるとともに、自らのために備蓄している食品を、被災地への支援物資にする仕組みは、 支え合いの輪を広げ、寄付文化の醸成にも寄与するものです。 OSUSOWAKEは、日常と災害支援をつなぐ、持続可能な共助の仕組みです。

2. 特長
OSUSOWAKE は、従来は個人単位で行われてきた「ローリングストック(家庭備蓄)」を、地域ぐるみの共助のしくみへと進化させた全国初の取り組みです。 参加者が事前に申し込む支援品は、もし災害が起きれば被災地へ、災害がなければ参加者自身に届きます。 これまでにはなかった、無駄のない循環型モデルであること、地元の干物や米菓など地域の特産品である食品関連企業とともに「日常を感じられる支援」「心を育む防災文化」を生み出していること、さらには地元でリ スクマネジメントの学びを深めている大学生が共に活動している点が特長的です。