建築家でエッセイストの宮脇檀(みやわき・まゆみ)さん(1936~1998年)による手描きの建築パースやスケッチなどを紹介するドローイング展「手が考える」が3月18日から京都市左京区の京都工芸繊維大学・美術工芸資料館2階展示室で行われる。5月11日まで(休館日は日曜・祝日、4月28日~5月6日)。無料。
同展は2017年7月に東京・渋谷で開催された展覧会の巡回展で、京都展では、これまで他会場で公開されてきた約80点に加えて東京藝術大学卒業設計(1959年)の原図など32点と代表的な住宅作品5点を模型にして展示する。
会期中の4月20日午後2時から京都工繊大60周年記念館1階ホールで、記念シンポジウム「宮脇檀の人と建築を語る」も行われる。司会は松隈洋さん(京都工芸繊維大学教授)で、パネリストは松家仁之さん(小説家、編集者)、堀部安嗣さん(建築家、京都造形芸術大学大学院教授)ら。無料。当日先着順(定員180人)。
詳細は京都工繊大・美術工芸資料館のウェブサイトで。