Sidecar Ltd.
仕事や育児など大切なもののために奮闘する女性への、癒しの「香りの花束」。言葉にできないほどの想いを蒸留に込めた「大切な人と大切な記憶に寄り添う香りに関する探究」 -Euphoria yellow-(ユーフォリアイエロー)と -Relaxed white-(リラックスドホワイト)の2つのジンが完全オリジナルレシピで誕生しました。



改めて開発経緯の振り返りと、2025年10月20日の発売に伴い先駆けて、Antonicにて開催した同年10月19日の新蒸留研究所の開発責任者登壇イベントをレポートします。


中目黒のジントニック専門店 The World Gin&Tonic〔Antonic〕(ザ ワールドジンアンドトニック アントニック)を運営する株式会社サイドカー(本社:東京都目黒区、代表取締役:武田光太)。

今回コラボレーションジンを共同開発したパートナーは、富山県の製薬会社である株式会社MAE(本社:富山県富山市、代表取締役:前田大介)が手掛けるプロジェクト「新蒸留研究所」。
「蒸留」を創造的に自由に実験し続ける活動体である新蒸留研究所は、「分ける、分かる、分かちあう。」というコンセプトに、香気分析をガスクロマトグラフィーで可視化し、科学的アプローチで蒸留を研究するなど、製薬思想の実験的な取り組みで香りを探究しています。


大切な人と大切な記憶に寄り添う香りに関する探究 -Euphoria yellow-

大切な人と大切な記憶に寄り添う香りに関する探究 -Relaxed white-


【Inspiration by Yuka Kasahara】

今回のプロジェクトの中心となったのは、若くしてAntonicの統括マネージャーを務める笠原優夏。臨床検査技師の国家資格を持ち、前職で薬に関わる仕事に就くなど、生化学に精通したバックグラウンドを持つ。その後Antonicに勤務し始めてまだ1年目、彼女がこの「研究所」と名乗るブランドと出会うところから始まる。

新蒸留研究所による「ジンを、ジンたらしめる香りとは何か?」を探索する研究や、香気成分を解析して理想の追求をするというアプローチの面白さに惹かれ、その本質的且つ挑戦的な考え方に強く共感した。一目惚れのような出会いから「新蒸留研究所についてもっと深く知りたい」と、富山県へ向かった。

新幹線で富山へ。その後、電鉄富山駅から立山黒部アルペンルートへ乗り継ぎ、新蒸留研究所へ向かう。


同社が保有する、立山のHealthian wood(ハーブ園)。ハーブ・アロマに関するワークショップも開かれる。


そしてジンに込める想いを巡らせる中で、自らの生い立ちから振り返る。言葉数の多くない彼女はただ「強くて、優しくて、大好きなお母さんのためにジンを造りたい。」と語った。
胸に秘めた、言葉では表せられないほどの母への想いを、仕事や育児など大切なもののために奮闘する女性への癒しの「香りの花束」を表現すべく、新蒸留研究所との探究がスタートした。

 


【Created by Shin Distillation Laboratory】
複数人の研究者で構成される新蒸留研究所では"蒸留家"ではなく、役割分担と意見交換を行う開発・製造に長けたチームを作り上げている中で、今回のプロジェクトでは女性研究者達がリード。

精密な蒸留コントロールにより、驚くほど味わいに差が生まれる。製薬目線の厳しいクオリティ管理の下、試験蒸留を重ねる。


笠原の想いを聞き、それぞれの中にある思い出が共鳴したそれぞれの実体験の主観から、思い出深いボタニカルを選定した。
「初めて研究した、思い入れのある香り」
「毎日そばにあった、落ち着く香り」
「辛いとき、癒してくれた香り」
「お母さんが好きな香り」
「明日も頑張れる、お守りみたいな香り」

ー Antonic・新蒸留研究所 両社の女性社員に対するヒアリングアンケートより (2025.1.30)


今回掲げたテーマから、国際女性デー(3月8日)の象徴でもある、ミモザの花をボタニカルに取り入れた。



ジュニパーベリー由来の香気成分α-ピネンは、女性にとってリラックスの促進でありながら、意識は覚醒状態を高めるポジティブな作用を持つとされる。
当初は1つのジンを製作想定であったが、この2つの面を持つ作用を表現するべく、UP・DOWNのイメージで「2つ、造る」という当初にはなかった異例の判断の上、同じボタニカルを使用しながらも分量や配合の違いにより全く違う香りを持つ、「大切な人と大切な記憶に寄り添う香りに関する探究」という名のもとの2つのジンが生まれた。

■香りと気持ちが上へ上がる、"多幸感を感じる黄色い花束"
-Euphoria yellow-

■香りと心が下へ落ち着く、"深い陶酔感を感じる白い花束"
-Relaxed white-

 
同じボタニカルで2つのレシピを持つこのジンの探究は、ジントニックやさまざまなカクテルで楽しまれながら、これからも検証は続いていく。


製品完成後いちばんにジントニックで飲んでもらったのは、考案者・笠原の母。照れながらも、互いに感謝の言葉を交わす母娘の姿。


【Event Report】
10月19日(日)14:00~ 東京 中目黒・Antonicにて
本製品発売を記念し、新蒸留研究所の所長である石川氏と、研究者・開発責任者の成瀬氏が来店して、2製品の最速提供お披露目・販売イベントを開催しました。


(左)株式会社サイドカー代表取締役 武田光太と、(中央左)同社統括マネージャーで今回の考案者 笠原優香。 /(中央右)株式会社MAE ・新蒸留研究所 研究者・開発責任者の成瀬氏と、(右)同所長 石川氏。


根幹となるジンについてご紹介し、『新蒸留研究所』の魅力を伝えていただきました。

更に今回の限定商品2種の誕生秘話などは、考案者の笠原優夏との対談で語られ、何度も富山県まで訪問し、素材に触れ、研究チームと話し合い、増していく熱意と完成度。圧倒的な技術と知見により表現された、複雑な香りのふくよかさ。そして何より、美味しさ。



イベントに訪れた、多くのジン好きのお客さまも唸る、
そして開発に関わった大切な家族や友人も、香りに包まれる新たなあたたかな記憶となる1日となりました。

商品概要

大切な人と大切な記憶に寄り添う香りに関する探究 -Euphoria yellow-

大切な人と大切な記憶に寄り添う香りに関する探究 -Relaxed white-






─ Antonicとは
中目黒のジントニック専門店、The World Gin&Tonic〔Antonic〕は日本初のジントニック専門店として2020年10月にオープン。

「バー・洋酒を愛する人の母数を増やす」ことを志し、バーにまだ行ったことのない若年層をメインターゲットに、バーカルチャーの発信。今後さらなる、バー業界への貢献を目指します。














【Antonic・BEEP】過去のコラボレーション商品紹介
2023年8月発売 DISTILLERIE DE PARIS × Antonic「GIN semis」
2024年2月発売 東京八王子蒸溜所 × Antonic「SUNSETOWN GIN」
2024年6月発売 NUMBER EIGHT × Antonic「NUMBER EIGHT GIN PHANTOM」
2024年8月発売 KOVAL × BEEP「KOVAL Bourbon -Old Fashioned-」「KOVAL Rye -Manhattan-」
2024年9月発売 越後薬草 × Antonic「THE HERBALIST YASO GIN “THE ART”」
2025年1月発売 Herno × Antonic「Herno 装 -yosoi-」

2025年10月発売 <本プロジェクト> 新蒸留研究所×Antonic
「大切な人と大切な記憶に寄り添う香りに関する探究 -Euphoria yellow-/-Relaxed white-」

2025年12月発売 coming soon...!!
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