ひょうたんの種まき実験の結果を報告します。

by 丸黄うりほ

 ▲直まきのポットからも双葉が出てきました。

 

すっかり暖かくなりました。暖かくなるとひょうたんは急激に動き始めます。

昨日、芽出し処理をしてから種をまいたポットが双葉を出したことをお伝えしました。今日は、ついに直まきしたポットも反応を始めました。直まきのポットは1粒まきしたものを6個と、3粒まきしたものを3個作ったのですが、そのうち1粒まき3個と3粒まき3個から双葉が出ました。昨日の5ポットと合わせるると、現在11ポットが活動を始めたということになります。

内訳を整理します。

  • 芽出し処理1粒まき→4ポットすべて活動開始(種まき後5日目)
  • 芽出し処理3粒まき→2ポットのうち1ポット活動開始(種まき後5日目) ※1ポット沈黙
  • 直まき1粒まき→6ポットのうち3ポット活動開始(種まき後8日目)※3ポット沈黙
  • 直まき3粒まき→3ポットすべて活動開始(種まき後8日目)

今回は4パターンの種まきで実験してみました。

濡れガーゼに包んで芽出し処理をしてからまいたものと、直まきとの比較。これについては芽出し処理組が5日で双葉を出し始めたのに対して、直まき組は8日かかりました。芽出し処理組の勝利と言えるでしょう。

また、種を1粒ずつまいたものと、3粒ずつまいたものとの比較。1粒まきよりも2〜3粒まきのほうが早く芽を出すという説があるので試してみたのですが、これには差があるように思えませんでした。ひょうたんの種には早起きと寝坊がいて、3粒並べておけばどれかが早く目覚めるという確率だけのような気がします。

そのほかにも、今回の種まきでいくつかのポイントがわかってきました。

1.  ひょうたんの種を発芽させるときは、明るいところよりも暗いところがよい。

2. 気温は25℃前後の暖かさをできるだけ一定に保つこと。

3. 種まき時はたっぷりと水を与え、その後は新聞紙などで覆って乾かさないようにする。

というわけで、今回の種まき自体はわりあいうまくいったと思うのですが、実はまた新たな問題が出てきたのです。それは…早くも双葉に徒長の兆しが!?

明日は、ひょうたん大ピンチの「徒長」についてお話します。