これから毎日、ひょうたんの話をします。

 by 丸黄うりほ

「オール電化ひょうたん」@なんばベアーズ (撮影:つぼたたもつ)

 

『花形文化通信 WEB版』読者の皆さん、こんにちは。

私は、「オール電化ひょうたん」という音楽ユニットの丸黄うりほといいます。ひょうたんを栽培し、その実から自作楽器を作り、それをライブハウスで演奏するなどしています。なんとかして植物で電子音楽を奏でよう、というのが「オール電化ひょうたん」の目指すところ。というわけで、このコーナーでは、これから年末までだいたい10カ月くらいかけて、植物の種から音楽が生まれるまでを皆さんに披露しようと思います。

しかし、ひょうたんといきなり言われても。そう皆さんはおっしゃるに違いありません。

「えっと、あの丸くてウエストのくびれたの? 」 そうです、それ。

古い旅館とか、おじいさんの家の床の間などに、たまに飾ってあったりしますよね。縁起物として年賀状のイラストとしても見かけますし、『西遊記』にでてくる妖怪の金角銀角が人を吸い込むアレもひょうたんです。

ひょうたんは、ウリ科ユウガオ属のツル性の一年草です。春に種まきをします。初夏に花が咲き、夏には実になります。そして、秋に収穫します。

収穫後は中身(ワタ)を取り出して、外の皮だけを残して加工します。このようにして、水や食料の「容れ物」として昔から人間に使われてきました。楽器として使われてきた歴史もあるのですが、もっと丈夫で便利なものがある現代においては、すでに忘れられかけています。

ひょうたんは食用にはなりませんが、観賞用として楽しく、おもしろい植物でもあります。その魅力をすこしでも皆さんにわかっていただけたら!  ひょうたんファン、ひょうたん仲間をもっと増やしたい! というのが私の切なる願いなのです。

『花形文化通信 WEB版』には、「きょうのコマ回し」というコーナーがあります。

編集長の塚村真美さんに、「コマとセットでひょうたんのコーナーも作りませんか?」と調子にのって言いましたら、まさに「ひょうたんから駒」となりました。ぜひ、コマ回しとセットでデイリーにお楽しみいただけたらと思います。